衝撃を与える続きの続き
詮索好きな彼女は…
その次にはこう思うかもしれない:
可能性1「どうして満足しているのかしら」
可能性2「ちょっと待って。満足する理由なんてどこにもないじゃない」
可能性3「ちょっと待って。彼は満足なんてしてないわ」
可能性4「どうしてそんなふうに思っているのか探ってみよう」
忘れないでください。女性は詮索(せんさく)好きな生き物です。
彼女が(可能性1)を言葉で表現するとすれば、おそらくこう聞くでしょう。
「ねえ、どうして気分がいいの?」(あるいは同じようなメッセージを発する言葉)
ここであなたが身構えたり、平静を失ったような態度を示したりすれば、
シグナルのパワーを維持できなかったということになります。
「ここまではOKですか?」
二つの例を見てください。
例1(a)
あなた(a): 「今日はなんだかマジ、気分いいよ!」
彼女: 「それはいいわね。」(皮肉っぽく)
あなた(a): 「おい。なんだよその言い方!」
例2(b)
あなた(b): 「今日はなんだかマジ、気分いいよ!」
彼女: 「それはいいわね。」(皮肉っぽく)
あなた(b): フフ(全く気にしない様子で笑う)
この二つは俺が説明しようとしていることの単純バージョンに過ぎませんが、
次のステップに行く前にしっかりと理解してください。
あなた(a)はシグナルを失ってしまっている。なぜなら、あなた(a)の反応は、
心地いい気分が台無しにされてしまったことを示しているからです。
別に特別なことをする必要はありません。
たとえ彼女があなたを口で負かそうとしてきても、(この瞬間の)目的はひとつのシン
プルなシグナルを発信し、それを持続することだということを頭に置いていれば、シグ
ナルの力を維持することができるでしょう。
そうすれば、考えなくてもあなたはこう思うでしょう。
「もし本当に気分がよければ、こんなふうに反応するかな?」
(他、あなたが本当に気分のいい時に送るシグナル)
人がどう感じるかではなく、
自分自身で自分をどう感じるかということを重視している男が、
自分に満足していると女には映るのです。
自分自身の理想を追い求めることができる男。
つまり、自分の現実に生きている男です。
これを理解していれば、たとえ、ブサイクな男でも、議論の余地がないほど明確に
「俺は自分に満足している」というメッセージを送ることができるんです。
常に自分に満足している満たされた男に女性は惹かれます。
たとえ、今はそうでなくても、あなたはそれを演じる、
繰り返し演じていれば潜在意識に組み込まれ、それが事実になってくるのです。
まとめ
内部(思考)と外部(言葉)が同意して初めて、シグナル(つまりメッセージ)は
完全なものとなる。シグナル発信の際、言葉に出して自分に言い聞かせる。
女性は、直接的に言った言葉よりも「ささいな言葉」を信用する。
直接的メッセージよりも「間接的なメッセージ」を信用する。
人は誰でも、幸せな人と一緒にいるのが好きなもの。一緒にいることによって、
その人の幸せのエネルギーを楽しんでいる。
人は自分自身に満足している人と一緒にいるのが好き。
自分の人生の様々な面に満足している(あるいは他人のことも)というシグナルを
彼女に送れば、それは自分自身に満足しているというメッセージを間接的に発信す
ることになる。
女という生き物は、男がどう感じているのかを知りたがる傾向にある。
興味深いセリフを言えば勝手に詮索してくる。(今日は最高だったなど)
これは、好奇心、つまり女性のしつこさを利用して、なぜあなたが気分よく感じて
いるかを考えさせ、感情を思いっきり揺さぶる。
・ ただ発信するのではなく、シグナルのパワーを保ち続ける必要がある。